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清州城 ~信長天下取りの足掛かりとなった尾張の城

■概要「清州城」「清須城」両方の書き方がありますが、どっちでも良いようです。本記事は清「州」城で統一しております。室町時代の1405年(応永12年)尾張国の守護であった斯波義重が、守護所であった下津城の別郭として建設したのが清州城の始まりと...

勝連城 ~麒麟児・阿麻和利が琉球王府打倒をめざした山城

■概要14世紀初頭に勝連按司によって築かれた城とされます。(12世紀には既に築城が始まっていたとされる説もあり)10代目勝連按司・亜麻和利(あまわり)の城として有名です。亜麻和利は悪政をしいていた9代目勝連按司の茂知附按司に対してクーデータ...

中城城 ~護佐丸が築いた琉球最大規模のグスク

■概要14世紀後半頃迄に先中城按司(さちなかぐずくあじ)が数世代にわたり南の郭・西の郭・一の郭・二の郭の主要部分を築いたのが、中城城(なかぐすくじょう)の始まりといわれています。当時貿易港であった屋宜港から2kmと近く、標高160mの見晴ら...

首里城 ~琉球王国の栄華を誇った豪華絢爛な王宮

■概要約500年という長きにわたり琉球王朝の中心拠点となった城(ぐすく)で、県内最大規模を誇ります。築城年代は、定かではありませんが14世紀頃と言われています。琉球の三国志時代にあたる、三山時代においては、中山の本拠地となりました。その後、...

今帰仁城 ~長大な城壁が守る琉球北山王の中心拠点

■概要琉球における三国志である三山時代(14~15世紀)において、北山王の中心拠点となった城です。築城年代は三山時代より前の、12~13世紀だと推測され、伝説の王統である大舜にはじまり長らく北山王の中心拠点でした。中山王の尚巴志の猛攻にも耐...

座喜味城 ~琉球一の築城名人護佐丸が築いたアーチ城壁

■概要琉球の戦国時代にあたる三山時代(14~15世紀)に、琉球一の築城名人・護佐丸が築いた城です。護佐丸は、後に琉球を統一する南山の尚巴志王のもとで武力を振るった猛将でもあります。座喜味城は赤土の台地に築かれた山城で、北は本部から南は浦添・...

品川台場 ~黒船から日本を守るために築かれた砲台場

■概要幕末当時鎖国していた日本に、寛永6年(1853年)6月にアメリカ合衆国からペリー艦隊(いわゆる黒船)が来航して日本に開国を迫ったことを受けて、ペリーを一旦追い返した後に江戸幕府が品川沖に築いた海上砲台群です。<マシュー・ペリー提督>歴...

根室半島チャシ跡群 ~日本の最東端に眠るアイヌ民族の砦跡

■概要「チャシ」はアイヌ語で「砦」を意味し、アイヌ民族の祭祀の場、見張りの場として使われたといわれていますが、研究が始まったのが遅く、詳しいことはあまり分かっていません。13~19世紀にかけて北海道全域に700程度のチャシが作られましたが、...

越前大野城 ~朝倉氏が滅び建てられた越前の天空の城

■概要越前大野城は、織田信長の直臣・金森長近が越前国大野郡3万石を治める自身の居城として築城した山城です。もともと戦国時代まで越前国大野郡は、越前国主・朝倉義景の従兄弟であり筆頭家老の朝倉景鏡が治めていました。義景は1573年(天正元年)織...

米子城 ~山陰の中央に建つ「海を臨む天空の平山城」

■概要日本で一番人口の少ない(失礼)鳥取県で、鳥取市の次に人口の多い「米子市」にある城です。鳥取県は東西に長く、県庁所在地である鳥取市は県の東部に、米子市は島根県と隣接する西部に位置しています。「鳥取・島根の区別がつかない!」という方はとて...
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