No.58 明石城 ~スポーツ施設に囲まれた魚の町の巨大城

日本百名城

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概要

戦国時代を終焉に導いた徳川幕府が外様大名で埋め尽くされた西国方面を監視するために築城した城です。信濃松本藩主より明石藩主に転封となった小笠原忠真(武田信玄とも対抗した戦国時代における信濃国守護大名・小笠原長時の曾孫)が築城しました。

見どころ

ぶっちゃけ戦国ファンとしては見どころはあまり無いかもしれませんが、江戸時代における西国外様大名群への押さえとしての城なので、本丸は巨大です。

現存している建造物は、天守台・坤(ひつじさる)櫓・巽櫓の3つです。

明石城巽櫓

巽櫓

明石城 巽櫓鉄砲狭間

巽櫓鉄砲狭間

明石城 坤櫓

坤櫓

明石城 坤櫓石垣と石段

坤櫓石垣と石段

明石駅の方から(駐車場側から)見ると、天守台の両サイドに櫓が立っているのが美しく見えます。(全景写真を撮り忘れたのでWikipediaからの拝借です)

明石城全景
(著作者:KishujiRapid CC 表示-継承 4.0 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E5%9F%8E#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Akashi_Castle_20200623.jpg)

天守閣はそもそも存在しない城で、坤櫓がその代わりですが、他城からの移築物であることが判明しています(中には入れません)。

坤櫓・巽櫓ともに期間限定ですが、内部が一般公開されています(坤櫓は奇数月、巽櫓は偶数月)。
(管理人が行ったときは巽櫓の内部が公開されていました)
夏休み期間など、日替わりで両方公開される特別公開の月もあるので、最新情報をチェックしてからお出かけを。

ちなみに、明石城のある明石公園は、三方向をスポーツ競技場に囲まれているので、特に休日などはスポーツの声援や歓声などで集中して城を見ることができないかもしれません(兵士の鬨の声だと思い込めば歴史に浸れるかも!?)。

管理人が訪問したのは、夏休み期間だったので本丸内も人はそこそこいましたが、ほとんどが虫取りの子供連れで城を見に来ている人はほとんどいませんでした(笑)

城だけだと少しつまらないかもしれないので(あくまで戦国ファン向けにとってはですが)、明石駅付近で魚が美味しくて有名な「魚の棚」とあわせて行くなど、何かとセットにされると良いかもしれません。

公式パンフレット

明石城 公式パンフレット

公式パンフレット

城データ

  • 登城日       2017年8月12日(土)
  • 住所        兵庫県明石市明石公園1-27
  • 電話番号      078-912-7600(公益財団法人 兵庫県園芸・公園協会)
  • 公式HP      明石公園公式HP
  • 入場料       無料
  • 駐車場       有料(公園内公式P)
  • 所要時間の目安   90分程度
  • 混雑度       小
  • 注意点       特になし
  ※管理人が登城時の情報です。登城の際は必ず公式HPで最新情報をチェックして下さい。

管理人の勝手な評価

~城として~
  • 難攻不落度     ★★☆☆☆(巨大なのでそれなりに堅牢なんですかね?)
  • 歴史に浸れる度   ★☆☆☆☆(戦国ファンにとってはちょっと・・・)
  • 他では見れない度  ★☆☆☆☆(うーん)
  • 総合評価      ★☆☆☆☆
~行楽地として~
  • アクセス性     ★★★★★(明石駅の目の前です)
  • 登城のしやすさ度  ★★★☆☆(公園自体が割と広いですが、まあ普通です)
  • 分かりやすさ度   ★★☆☆☆(櫓内はまあまあ解説されてます)
  • 景観度       ★★☆☆☆(明石海峡が見えたような・・・)
  • 女性と行ける度   ★☆☆☆☆(ここだけだとちょっと・・・)
  • 総合評価      ★★☆☆☆

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