概要
豊臣秀吉の家臣でもあった唐津藩初代藩主の寺沢広高が築いた海城で唐津藩の藩庁が置かれました。
秀吉の死後、朝鮮出兵の撤退により廃城となった肥前名古屋城の廃材を多数用いて、九州大名の協力を得ながら築城されました。これにより城の堀には、薩摩堀・柳川堀・佐賀堀といった九州各地の名称がつけられています。お城の横には日本三大松原の一つである「虹の松原」がありますが、初代藩主の寺沢広高が唐津城の防風林として植林したものになります。
見どころ
三方を海に囲まれた「海城」の名にふさわしい半島にそびえたつお城で、唐津湾の海の景色と「虹の松原」が見下ろせる天守からの景色が気持ちいいです。模擬天守なのだけがちょっと残念ですが。。
写真&散策記
午前中は肥前名護屋城に行ってきて、唐津城は午後の攻城になったのですが、管理人妻が目当てにしていた唐津バーガーが食べられないと管理人妻の怒りがヤバいので、先に唐津バーガー虹の松原本店へ。
ただ、まさかの唐津バーガーの本店が移動販売車だとは思いもよりませんでした・・・
松の下で唐津バーガーを食して急ぎお城に向かいます。
唐津城に着いた時には結構夕方近くになってきました。
天守閣への入館が16:40までですが、現在16:30です。間に合わないかも・・・?
とりあえず、案内図で城の全貌を確認すると、なんと登城用のエレベーターを発見!
時間がないので、邪道ですがお金(一人100円)を払って文明の利器で登城することに。
世にも珍しい斜めに上がるエレベーターです。中の構造が気になります。
本丸に到着!現在16:35です。入館終了まであと5分。まだ少しだけ観光客がいます。
いざ入城!
パンフレットを取って城内へ。
パンフレット棚にドン・キホーテ唐津店のチラシも刺さってました。うーん。。。
天守閣を登っていきます!
城内は撮影禁止だったので最上階からの景色をパシャリ。
北側は唐津湾がきれいによく見えます。
東側です。奥に奥に虹の松原が広がっています。
南側は市営駐車場と奥に唐津の市街地が広がっています。
南東側です。唐津城と虹の松原を結ぶ舞鶴橋の風景。
下城してきたらすっかり人がいなくなっていました。
本丸にある立派な城址碑です。
ここから徒歩で下城していきます。大手門をくぐっていきます。
二の曲輪から見上げる天守閣と石垣は立派です。
二の曲輪のそそり立つ石垣を眺めながら階段を下りていきます。
個人的には苔がむしている石垣が大好きです。
最後に虎口と思われる石垣跡。
以上で登城完了!
時間ギリギリでしたが佐賀の誇る海城を堪能できました。
公式パンフレット
城データ
- 城名 唐津城<日本百名城No.185>
- 種別 平山城
- 登城日 2023年3月19日(日)
- 住所 佐賀県唐津市東城内8−1
- 電話番号 0955-72-5697
- スタンプ設置場所 天守閣1F
- 公式HP 唐津城公式HP
- 入場料 500円(本丸へのエレベーターは100円)
- 駐車場 有料
- 所要時間の目安 60分程度
- 混雑度 小
- 注意点 特になし
※管理人が登城時の情報です。登城の際は必ず公式HPで最新情報をチェックして下さい。
管理人の勝手な評価
~城として~
- 難攻不落度 ★★★★☆(当時は三方を海に囲まれた堅固な海城でした)
- 歴史に浸れる度 ★★☆☆☆(戦国時代じゃないのでどうしても・・・)
- 他では見れない度 ★★☆☆☆(天守からの眺望がすばらしいです)
- 総合評価 ★★★☆☆
~行楽地として~
- アクセス性 ★★☆☆☆(なんといっても佐賀なので・・・)
- 登城のしやすさ度 ★★★★☆(エレベーターを使えば楽すぎます)
- 分かりやすさ度 ★★★★☆(城内は解説なども充実)
- 景観度 ★★★★☆(天守からの眺望がすばらしい)
- 女性と行ける度 ★★★☆☆(虹の松原と唐津バーガーとセットでどうぞ)
- 総合評価 ★★★☆☆
コメント