■概要
織田家の菩提寺として知られる寺です。
元々は、那古野城の南側に建立され、名古屋市中区錦から丸の内まで広がる広大な寺領を持っていた寺でしたが、江戸時代になって名古屋城が築かれる際に現在の場所(大須)に移されました。
その後、第二次世界大戦の際に、萬松寺を含め名古屋の市街地は米軍の空襲により焦土となったため、平成になってから現在の姿にリニューアルされました。
ちなみに、織田信長の父・信秀が死去した際に、信長が位牌に向かって手づかみで焼香を投げつけた事件は、大須に移転前の万松寺で起きました。
■見どころ&写真
一瞬、パチンコ屋か?と見間違えてしまいそうな、ネオンや電飾がゴテゴテした建物です。
名古屋の秋葉原といわれる「大須商店街」のど真ん中にありますが、その中でもひときわ異彩を放っています。B級スポット臭がプンプンします。
管理人も初めて通ったときは、よもやここが由緒ある織田家の菩提寺とは思いませんでした。
まあそれも織田家らしいといえばらしいのでしょうか・・・
写真だと少し見づらいですが、上部の模様は液晶になっていて動いています。
さすがに戦国の歴史に思いを馳せるのは、少し厳しいかもしれません。。
ちなみに万松寺は「水晶殿」という納骨堂も運営されています。
HPの写真を見ると神々しすぎて言葉も出ません・・・
名古屋市街の中心地である大須の納骨堂なので、交通便利でなかなか良いかもしれません。
永代供養付き38万円~と、最近脱税で捕まった梅〇院などと比べると比較的リーズナブルなので、終活中の戦国ファンの方におススメ!
■施設データ
- 施設名 万松寺(萬松寺)
- 種別 寺
- 登城日 2019年1月8日(火)
- 住所 愛知県名古屋市中区大須3丁目29−12
- 電話番号 (052) 262 0735
- 公式HP 万松寺公式HP
- 入場料 無料
- 駐車場 有料(周辺コインパーキング)
- 所要時間の目安 20分程度
- 混雑度 中
- 注意点 特にありません。
※管理人が登城時の情報です。登城の際は必ず公式HPで最新情報をチェックして下さい。
■管理人の勝手な評価
~歴史スポットとして~
~歴史スポットとして~
- 難攻不落度 ☆☆☆☆☆(測定不能)
- 歴史に浸れる度 ★☆☆☆☆(ある意味織田家らしいか!?)
- 他では見れない度 ★★★★★(きっと他では見れません)
- 総合評価 ★★★☆☆
~行楽地として~
- アクセス性 ★★★★☆(名古屋の中心街・大須商店街ど真ん中)
- 登城のしやすさ度 ★★★★★(単なる商店街のビルです)
- 分かりやすさ度 ★★★★★(色々と解説はされています)
- 景観度 ★☆☆☆☆(景観はゼロ)
- 女性と行ける度 ★★☆☆☆(オタ系の女子ならありかも?)
- 総合評価 ★★★☆☆
コメント