日本百名城

No.11 二本松城 ~政宗の弔い合戦の猛攻を防いだ東北屈指の平山城

概要 室町時代に奥州大名・畠山氏(二本松氏)によって築かれた平山城です。 戦国時代に入ると当主・二本松義継は領土拡大をめざす伊達政宗からの猛攻を受けることとなります。義継は降伏を申し入れると見せかけて政宗の父であり隠居の輝宗を訪問し、輝宗...
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No.58 明石城 ~スポーツ施設に囲まれた魚の町の巨大城

概要 戦国時代を終焉に導いた徳川幕府が外様大名で埋め尽くされた西国方面を監視するために築城した城です。信濃松本藩主より明石藩主に転封となった小笠原忠真(武田信玄とも対抗した戦国時代における信濃国守護大名・小笠原長時の曾孫)が築城しました。...
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No.67 津山城 ~森蘭丸の弟が建てたド田舎の巨石城

概要 元は美作国守護・山名氏が築いた城(鶴山城)ですが応仁の乱後に廃城となっているため、現在の城は江戸時代に建てられたものです。築城主は、織田信長の小姓として有名な森蘭丸の弟・森忠政。 見どころ 岡山の県北の中心地である津山市というド田舎...
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No.65 月山富田城 ~山陰の雄・尼子氏が居城した超・難攻不落の山城

概要 月山富田城(がっさんとだじょう)は、戦国時代において最難関と言われた難攻不落の山城で、中国山陰地方の雄・尼子氏の中心拠点でした。 見どころ 合戦の舞台としては月山富田城の戦い(第一次:大内vs尼子、第二次:毛利vs尼子)が有名で、第...
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No.64 松江城 ~板張りの床が残る戦国後期の現存天守

概要 豊臣秀吉配下の最古参の武将として知られた堀尾吉晴で知られる堀尾家が、関ヶ原の戦いに東軍として参加した後に徳川家康より月山富田城24万石に加増され、松江の地に築城した城です。 見どころ 日本に天守が現存する12城(弘前城、松本城、丸岡...
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No.47 伊賀上野城 ~高石垣が迫力満点の忍びの里の城

概要 元々は平安時代に平清盛が建立した平楽寺と呼ばれる大寺院があった場所ですが、その後、伊賀守護職の統治所が置かれ、室町時代以降は伊賀国人衆が当時の守護を追い出して統治していました。戦国時代になって織田信長の次男・信雄が8千の兵力で平定に...
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No.48 松阪城 ~蒲生氏郷築城の四連桝形虎口の名城

概要 豊臣秀吉配下の若くして亡くなった名将・蒲生氏郷が伊勢12万石に封じられた際に築いた平山城です。 氏郷の伊勢移封当時は、伊勢湾に面した松ヶ島城が伊勢国の中心拠点でしたが、城下町の発展に不向きであると考えた氏郷は、松阪に城を築くこととし...
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No.49 小谷城 ~浅井長政が悲劇の最期を遂げた難攻不落の山城

概要 戦国時代に浅井氏によって築城された山城であり、日本五大山城に数えられる難攻不落の名城です。 織田信長が、自身の妹・お市の方の夫・浅井長政の朝倉方への寝返りによって、長政の立てこもる小谷城を攻め、自身の義兄弟でもある長政を自刃に陥れた...
日本百名城

No.63 鳥取城 ~秀吉による「飢え殺し」によって落城した名城

概要 戦国時代に但馬国の大名・山名氏が築城したとされる山城で、後に毛利家の支配下に入りました。 織田信長配下の中国方面軍団長であった羽柴(豊臣)秀吉が、毛利家の名将・吉川経家が守る鳥取城を攻略するにあたって、水も漏らさない兵糧攻めによって...
寺院

根来寺 ~秀吉に抵抗し、灰となった根来衆の本拠

概要 和歌山県にある新義真言宗の寺院であり、高野山の大伝法院を祖とします。 戦国時代には、寺領72万石という大大名にも匹敵する一代宗教都市を形成しました。 また、南蛮より九州・種子島に伝来した火縄銃を僧兵が習得し、鉄砲軍団「根来衆」として...
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